日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医1種
〒985-0853 宮城県多賀城市高橋5-10-1
JR仙石線 中野栄駅より徒歩10分 / 仙台東部有料道路 仙台港北ICより車で10分
駐車場あり
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8:30〜11:30 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
15:30〜18:30 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
※新患は10:00(17:00)までの受付となってます
以下のような症状はないですか?
・吐く・嘔吐・吐出・吐血
・下痢・黒色便・血便
・お腹ゴロゴロしてる
・お腹痛がってる
・お腹はってきた
・便に虫が出てきた
当院へ来院した「消化器疾患」の一部です
唾液腺嚢胞、巨大食道、胃腸炎(蛋白漏出性腸症等)、異物、胃捻転、腸重積、胆泥症、胆嚢粘液嚢腫、寄生虫(回虫・鉤虫・瓜実条虫、マンソン裂頭条虫、コクシジウム)、門脈シャント、肝炎、黄疸、膵炎、巨大結腸、脱腸、腫瘍
・通常であれば、体の中で作られた毒素(アンモニアなど)は、門脈から肝臓に運ばれ無毒化されます。しかし、この病気は、門脈と静脈の間に余分な血管(シャント)が作られ、無毒化されずに全身を循環して、さまざまな症状を引き起こします
※先天性と後天性(門脈高血圧、肝炎、肝硬変等)がある
※肝外シャント(小型犬)と肝内シャント(大型犬)がある
・血液検査(アンモニア・総胆汁酸等)、尿検査(尿酸アンモニウム結晶)、超音波検査、CT検査等で診断
・手術、支持療法等
食事をしたあとに、いつもと違う症状(ヨダレ・ふらつき・徘徊・痙攣・昏睡等)があれば、すぐに病院へ。
急変する可能性がありますので、早期発見・早期治療が必要です。
・肝炎:急性肝炎と慢性肝炎があり、肝炎(※)が進行すると黄疸・肝性脳症・血液凝固異常などがみられ急変します
※ウイルス感染、細菌感染、中毒、薬剤、外傷、腫瘍など
※猫では三臓器炎(炎症性腸疾患・胆管肝炎・膵炎)になりやすい
・巨大結腸:大腸に便がたまり巨大化(過剰拡張)した状態。猫に多い病気です。
※特発性、神経異常、骨盤骨折、腫瘍、異物などが原因
※食欲不振や脱水が続くと、状態が悪化し急変します
全身状態が悪くなってから検査をすると、病気が進行している事があり、治るのに時間がかかったり、急変する事もあります。正常値を把握し、早期に病気を発見する事ができますので、健康な時から定期検査を行う事が重要です。
※私の愛犬『ダディ』が『5歳』の時でした、急に嘔吐し、尿の色が濃く(ビリルビン尿)、血液検査にて黄疸がみつかりました。バーニーズという事もあり、『がん』を疑いましたが、全身精査でも異常がなく、肝臓保護の治療(点滴、強肝剤等の内服)で無事回復しました。ちなみに原因不明の急性肝障害でした
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