日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医1種
〒985-0853 宮城県多賀城市高橋5-10-1
JR仙石線 中野栄駅より徒歩10分 / 仙台東部有料道路 仙台港北ICより車で10分
駐車場あり
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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8:30〜11:30 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
15:30〜18:30 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
※新患は10:00(17:00)までの受付となってます
以下のような症状はないですか?
・てんかん発作
・けいれん
・足がふらつく
・足をひきずる
・起立できない
・便失禁
・眼振
・首が傾く
・意識低下
・失神
・神経麻痺(顔面・前肢・後肢)
・身体を触ると痛がる・キャンと鳴く
・口をクチャクチャしている(ガムをかんでいるような)
・上を向いてかむ仕草をする(ハエかみ行動)
・犬猫で一般的に認められる神経症状
※発生率:犬で約0.7〜1%、猫では0.5〜1%
・発作のタイプ
「全般発作」と「焦点発作」がある
・てんかんの分類
「特発性てんかん」「原因不明のてんかん」「構造的てんかん(脳腫瘍・脳炎・脳血管障害等)」、てんかん以外の「反応性発作(低酸素・低血糖・高尿素窒素・高アンモニア血症等)」がある
・神経検査、血液検査、尿検査、MRI・脳脊髄液検査・脳波検査等にて診断
・原因に応じた治療
※症例は「出血性脳梗塞・血腫・発作性脳損傷」
てんかん発作重積を経験した犬の方が、経験していない犬より生存期間が短いとの報告があります。
てんかん発作が認められたら早急に病院へ。
・大型犬・超大型犬に多い病気
※私の愛犬「ダディ」が「7歳」の時に発症しました
・頚部痛、四肢不前麻痺、歩行困難等の症状
・神経検査(※Two engine gaite)、MRI検査で診断
※前肢チョコチョコ歩き、後肢大幅歩き
・外科・支持療法(内服、コルセット)等
通常、進行性の経過をたどり、歩行困難・起立不能な状態になる。
※私の愛犬「ダディ」は手術後、リハビリにより一旦回復しましたが、徐々に歩行困難(四肢不全麻痺)・起立不能な状態が進行し、生涯介護が必要でした。
※天気がいい日は、写真のように市販のバギー(+手作りパーツ)に乗せてお散歩してました。
巨大食道になると食道に食物が停滞し、誤嚥するリスクが高まり、肺炎を併発することがあります。
食事の際に、吐き戻し(吐出:食物を胃に入る前に戻すこと)がみられる場合は、すぐに病院へ。
・変性性脊髄症(DM):痛みのない進行性の脊髄疾患。人のALS(筋萎縮性側索硬化症)に類似。後肢麻痺(ふらつき)→前肢麻痺→寝たきり→呼吸ができなくなり亡くなります
※犬種(コーギー、バーニーズ、シェパードなど)、神経検査、MRI検査、遺伝子検査(SOD1遺伝子)等で診断
・ホルネル症候群:縮瞳・瞬膜突出・眼瞼下垂・眼球陥没などの症状
※原因:外傷(交通事故)、炎症(中耳炎)、特発性、腫瘍、梗塞、脊髄疾患、内分泌疾患、術後合併症など
・頭部振戦:頭部の「ふるえ」の事。若齢(2歳以下が多い)のフレンチブルドッグ等に発症する特発性(head bob)は非進行性の良性の病態。しかし、てんかん発作・脳炎・腫瘍などが隠れているので、MRI検査等の精査は重要です。
・咀嚼筋炎:筋肉(咀嚼筋)に炎症がおき、口の開け閉めができなくなる症状。急性と慢性(側頭筋萎縮等)がある。食事ができなくなるので、早急に病院へ。
いつもと違う行動(後肢ふらつき、左右の瞳の大きさが違う、頭を振る、口が開かないなど)がみられたら、早急に病院へ。神経疾患やそれ以外の原因が隠れている場合もあります。
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