手術・治療機器

当院の手術・治療機器です。

麻酔器・麻酔モニター（心拍数・呼吸数・酸素濃度・二酸化炭素濃度・血圧・体温・麻酔濃度等）・人工呼吸器は手術の際に必要不可欠な機器です。

【ERBE VIO300D：物質併用電気手術器】

安定した切開、凝固・止血、血管シーリング等のあらゆる機能を一台に集約

高度な手術が安全かつ低侵襲、身体への負担やダメージを大きく軽減

あらゆる術式・手術環境に対応して変化する優れものです。

糸による結紮を用いない手術（糸に対するアレルギー反応の予防が可能です）

【SonoCure：動物専用超音波手術器】

軟部組織用の超音波メスによる破砕・乳化・吸引手術（手術困難な腫瘍外科：鼻腔腫瘍、咽喉頭腫瘍等）

（症例）鼻腔内腺癌への超音波吸引治療（＋光線温熱療法）

骨切除用の超音波骨メスによる神経や血管・硬膜近傍の手術（椎間板ヘルニア等の神経外科）に使用します。

（症例）椎間板ヘルニア症例のMRI画像（T2W/造影T1W）と、摘出した椎間板物質

※T13-L1レベル（胸腰椎）で左側から脊髄の圧迫（緑矢印）が認められる。

【SUPER LIZER / Hyper 5000A2J：光線温熱療法】

光線温熱療法は、通常診療に多い口内炎・関節炎等の疼痛緩和、創傷治癒、外耳炎等の皮膚疾患、手術後の治癒促進・疼痛緩和など幅広い症状に使用できる治療器です。

また、侵襲の少ない新たな悪性腫瘍治療法として、外科療法、化学療法、放射線療法に次ぐ第４の療法として注目を集めています。

（症例）患肢温存を希望された手根部軟部組織肉腫への超音波乳化吸引＋光線温熱療法

【内視鏡手術】

食道から胃・十二指腸、直腸などの病変を確認する際に使用します。

生検鉗子にて、病変部の採材（病理検査）も行います。また、異物を食べた際も内視鏡鉗子にて異物を食道や胃の中から回収します。

（症例）内視鏡にて胃の中の異物（石）を摘出