口腔内（歯）疾患

乳歯は半年前後で永久歯に生え変わります。乳歯が残ったままだと、歯石貯留や歯肉炎の原因になり、歯石による病気（内臓疾患や心臓病等）も引き起こします。

当院では去勢手術や避妊手術の際に乳歯を確認し、抜歯のご相談をしてます。

※歯石除去（スケーリング）やデンタルケア（歯ブラシ・デンタルガム等）も行っていますので、お気軽にお問合せください

「眼下が腫れてきた」時は、根尖性歯周炎の可能性がある為、歯科処置が必要です。

腫瘍が隠れている場合もありますので、鼻出血や眼の突出等の症状がないかの確認も必要です。

猫の歯肉口内炎には、基礎疾患（※）が原因の可能性もありますので、全身精査をおすすめいたします。

※ウイルス性疾患（猫カリシウイルス、猫エイズウイルス、猫白血病ウイルス、猫ヘルペスウイルス）、アレルギー、免疫疾患、腎臓病、糖尿病など

子猫などはミルクなどをうまく飲めずに亡くなってしまうこともあります。

ミルクや食べ物を誤嚥することもあるので早期治療が必要です。

口腔内悪性腫瘍は急速に増大することで、食事が食べられなくなり、全身状態が悪くなります。

定期的に口腔内をチェックし、早期発見・早期切除が重要です。